2017年04月01日

巷(ビンテージオーディオ業界)で流行りのブラックエナメル線について。

オーディオ業界に新風を引き起こした某オーディオショップで絶賛されているWestern Electric社製のビンテージスピーカーケーブルがある。わしもこれを3種類ほど買ってみた。二種類は錫メッキ胴体に綿編組したうえでニスを塗ったもの。もう一つは胴体に黒いエナメルが塗られた上に二重絹巻されたものということで買ったが当社でその絹とやらをあぶってみた結果たんぱくが焦げるにおいがしなかったので綿だったと判明。詐欺に当たりますが知らずのこととておとがめはしていないが、どれだけ多くの人が「やっぱり絹巻の音はいいなー」と思っておられるのかが不安である。
絹は何が優れておるのかというとその誘電率である。ネットで誘電率一覧を見る限りインスタントコーヒーとか不可能なものを除いて、真空、空気、絹、紙くらいの順に優秀。誘電率っちいうんはどれだけ付近の電位によってその成分内の電荷が移動するかという話で、+線 -線の間に来るのが絶縁体。その誘電率が高ければ+線寄りの絶縁体は-に、-胴体側は+に帯電する。それに伴い絶縁体内の電位によって胴体内の+、−が引き寄せられて流れが滞る、ばかりではなく、両導体の電位差が低くなった時、絶縁体内の電位差も弱くなり、それに伴ってひきつけられていた電荷が放出される。まさに電線と絶縁体とはコンデンサの役割を果たしておることになる。よって誘電率の低い絶縁体を使うことによって忠実に音を再現することができると相成る。


と話がそれまくった。その某綿巻き線の面を剥くと導体に黒い塗料が塗ってある。これが何かを解明するのに古い本を読み漁った。大体の見当がついた。これかなというものを3種類くらい試して一個に確定した。けどそんな塗料今時もう絶滅しておるのじゃ。明治〜昭和前期のエナメルワニスである。もはやエナメル線用のものは売られていない。コイル含侵用のものがあるだけだった。それを線に塗ってみたが乾燥が遅いのと柔軟性が足りないのとで工場での生産は不可能に近く、自宅でちびちびと生産することにした。相変わらず乾燥も遅く柔軟性(可撓性)もよくない。そりゃそうだ、コイル用はコイルに塗るものであってそこからさらに曲げることはまずない。ということはエナメル線用に配合を変更する必要がある。
ということでワニスに含まれるある成分をわしは増量してみた。そしたら乾かねーのwwww
三日たってもまだ心もとない。けどもその増量するにもひと手間加えれば乾燥時間も短縮できるであろう。

ということでわしの作っているブラックエナメルは本物であり、導体に黒のラッカーを吹き付けただけ(といっても本物のWEものでも後期のものはその可能性があるが)のものとは違います。手間暇かけてます。
あと、可撓性がないので太い線にはまず無理です。1mmくらいが限度かと思われます。

このエナメルの特徴は柔らかいことかと思います。成分的にも現代の合成樹脂エナメルよりはだいぶ優れていますし、弾力があります。すなわち電線の振動を吸収するということであります。ただ、柔らかすぎて温度が上がると隣の線と容易に融着することがあります。流動パラフィンを表面に薄く塗布することでそれは防げますし、普通エナメル線というと表面にはそのような滑剤が塗られているようです。わしは上に絹を巻いて押さえつけるので塗ってませんが。あとは誘電率の優秀な絹を二重巻(手巻き)したわしのケーブルはいかにすごい音が出るか想像できましょうや。意外な音が出ますよ。

どうぞおためしあれ。
たぶん物理学的には二本をより合わせてインダクタンスを相殺しあうほうが高音も出やすくなると思います。できれば四本撚りのクアッドタイプにするのが望ましいですが、手作業、自作ではそれは難しいでしょう。

こういう需要があることがわかれば会社にフィードバックして量産することになると思います。
ぜひご検討をw
ブラックエナメル 二重絹巻線 #22 1m×4本
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posted by 大前伍長 at 01:17 | ハノイ ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日のつぶやき


































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2017年04月02日

2017年04月01日のつぶやき










posted by 大前伍長 at 09:01 | ハノイ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

カブのタイヤ側面のヒビ割れに靴底補修用のゴムを塗りこんでみた。

ベトナム製のタイヤはすぐヒビが入るとのことで有名ですが、わしのYOKOHAMAのベトナム製タイヤも交換直後からヒビが入り始めました。紫外線に弱いんだろうな。

前のタイヤの時黒ゴム接着剤を埋めてみましたがその部分だけ水をはじいて雨の日は格好が悪かったです。

家に靴底修理用のゴムがあり、靴底をそれで肉盛りしてみたところ水をはじかないようでしたので塗ってみました。最初は付属のヘラでちょこちょことやってたのですが途中からは指で擦りこみました。指でやるほうがきれいにできます。結果、色が灰色がかっててやっぱりちょっと目立つかも・・・・
けどチューブレスタイヤの場合はこんな状態になったら交換したほうが良いのでしょうが、なんせ中にチューブが入ってますのでタイヤの表面のヒビくらいならこれで十分でしょう。
画像←が黒ゴム接着剤、→が靴底補修材
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2017年04月03日

2017年04月02日のつぶやき




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