2012年05月13日

法華経のポジション

法華経は自称最高の経典。
じゃあ法華経だけ読んでればそれでいいのかというとどうも違う。

大学は最高学府である。
じゃあ幼児に大学通わせて賢くなるのかというとやっぱり違うわな。
小学校中学校高等学校と順を踏んでいかないと理解できない。

それと同じ。
仏教の経典は順を踏んで理解していくようにできている。
古い経典の足りない場所、より発展させたことが次の経典に書かれている。
無論新しい経典、自称最高の経典と言っても書いてるのは釈迦以外の人。それが全て正しいとは限らない。
釈迦とて完璧ではなかったかもしれない。

では、仏教の入門はなにかっていうと、いわゆる小乗経典でしょう。四諦から始まるやつ。苦しみの原因から苦しみを除く方法まで。
それから空の思想を説いた経典、最後に大般涅槃経とか妙法蓮華経が来るのだろう。涅槃経と法華経の釈迦が語りかけている対象は「菩薩」。すでにそれなりの修行をこなしている人に語りかけているのだ。方便品では佛の言っていることは佛にしかわからんって言ってる。だからわしが法華経読んでも全然わからん。
じゃあ教えを聞きに行こう!と言われても、説く側がちゃんと理解しているのか極めて怪しい。独自解釈を説かれてもこまる。

小乗経典(初期仏教経典)は内容が間違っているから小乗と呼ばれているのではない。あとで出てきた大乗側が付け足した内容がないから大乗側からかってに小乗と呼ばれているに過ぎない。仏教の基本は小乗にある。小乗を理解できずに大乗の理解は不可能。

ちなみに、仏教、お経ってのは先祖供養のために書かれたものではないですからね。苦しみから逃れて安穏に生きていくための方法が書かれたもの。だから経を読む功徳は本人7の先祖3と言われている。これすら後付であって、先祖供養のために読まれることは想定されていない。死後の世界なんて知らんがなっていうのが基本。
死後の世界でも苦しみから逃れて安穏にいてくださいって気持ちで読んで聞いてもらうのが先祖供養の読経。



タグ:仏教 法華経
posted by 大前伍長 at 03:34 | ハノイ ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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