2016年07月14日

バイオガソリン

一時期バイオガソリンというものが話題になりました。
ガソリンにエタノールを混ぜたものというイメージがありました。エタノール混合ガソリンの先進国はブラジルで25%〜100%エタノールがあるようです。表記は世界共通のE25(エタノール25%)という風に書きます。
アメリカでもエタノール混合はもう普通になっているようで、FLEX対応車(エタノール対応車)も普通に出ています。HONDAやTOYOTAなんかも出しているんですが、日本では普及していません。

車両のほうがアルコールに対応していないので、バイオガソリンとして安全な範囲で普通車に混ぜられるエタノールの割合は3%としているようです。ちなみに、今エネオスやらコスモやらが供給しているバイオガソリンに入っているのはエタノールではなくてバイオエタノールと精油の際の副産物であるイソブテンから合成されたETBE(エチル・ターシャリーブチル・エーテル)が1%以上入っています。おそらく1%程度でしょう。ETBEの製造コストが40円/Lとガソリンよりも高いので。経済産業省のコスト試算

エタノールにはアルミやゴム、樹脂を劣化させる、熱量がガソリンより小さい(燃費が下がる)という欠点がありましたが、ETBEだとこういう欠点はないようです。ただ、ETBE自体の安全性に関する情報がまだ蓄積されていないようです。かつてアメリカでメタノールとイソブテンから作られたMTBEを使っていたけども、それが地下のタンクから漏れだして地下水汚染を引き起こしたことがあります。ETBEは水に溶けないのでMTBEのような汚染に繋がる心配は少ないと考えられています。また、燃焼させてしまえば毒性はガソリンほど問題とはならないでしょう(ガソリン以下ということ)。


よくネットでバイオガソリンにしたら燃費が下がった、出力が下がったとかいう書き込みを見ますが、1%程度の混合率でそんな違いは体感出来ないし、燃費も計測して差がわかるなんてことは無いと思います。
あと、ノッキングが起こったってやつ。エタノールもETBEもオクタン価はガソリンよりも高いので逆にノッキングを抑えるはずです。ETBE(バイオじゃないやつね)に至っては元々燃料のオクタン価を上げるために使われているくらいですから。

ということで今日近所でバイオガソリンを扱っているSSを探してスーパードリームに入れてきました。コスモのが、まず、取扱店であるにも関わらず店頭ではそれらしい記述は一切なし。レギュラーだけバイオガソリンなのかハイオクもそうなのかもわかりません。サイトにも書かれていません。なのでとりあえずいつもハイオクを入れているわしは今日もハイオクを入れて帰ってきました。

バイオガソリン取扱店
ENEOS(ETBE1〜8%)※ハイオクにも入れている地域あり
コスモ石油(ETBE1%以上))
大阪府及び近隣のE3供給店(エタノール)

昭和シェルはETBEを混ぜるけどどの店で扱うかは公表しないと書いてます。(ETBE)

じつはETBE入のガソリンをいつもシェルで入れてるけどそれに気づいてなくて、たまたまバイオガソリンと記載してある店で入れてみたら走りが悪くなったと感じてしまっている人も多いことでしょう。


なお、今は経産省をはじめとする国の機関はエタノール混合ガソリンを推進しようとしているのに対して、石油連盟ではETBEを推進しているという状況です。


経済産業省がアルコール混合燃料を普通車に使用した際のデータ(燃費、耐久性、排ガス等)をまとめています。
アルコール類の自動車用燃料としての一般的特徴について

おまけ
先日燃料用アルコール(メタノールにちょびっとプロパノールが入ったやつ)を買ってガソリンに3%(目分量)ほど入れて走ってみました。一回だけ始動時にセルスイッチをいつもどおりぽんっと押してもかからなかったことはありましたが、ちょい長めに押したらかかりました。あと、次の給油時(今日)、条件は雨、で給油が終わってさあエンジンかけよう!!と思ってセルを回した瞬間後ろでパァンと軽くアフターファイアがでました。

バイオエタノールの今後の考察

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posted by 大前伍長 at 21:42 | ハノイ ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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