2016年07月17日

水と油を溶かしうるもの

水と油はそのままでは混ざらないが、洗剤やアルコールをつけるとまずるようになる。
洗剤の成分は界面活性剤というものでその分子構造中に水とくっつきやすい部分(親水基)、油とくっつきやすい部分(親油基)を持っていてその分子が水側に親水基を向けて油側に親油基を向けて並ぶ。細胞膜も界面活性剤敵性質を持った脂質が二重になっていて、細胞の内側外側に親水基を向けて各層境界面に親油基を向けて並んでいる。

アルコールは水と油の間の性質を持っていて低級アルコール(炭素数が少ない)ほど水によく溶ける。この原理を使ったのが車の水抜き剤で、ガソリンにメタノールやらプロパノールを混ぜてやるとタンクの底に沈んだ水がガソリンに混ざるようになって一緒にエンジンに流れていくという仕組み。

で、基本的に洗剤というものは水では落ちない油汚れを落とすためのもので泥汚れとかホコリ汚れというものは水で落ちるはずであるし、界面活性剤の働きとしてはそういうものを落としやすくするというものは無いと思う。

近年は塗料なんかも健康のことを考えて油性の樹脂を界面活性剤などで水に溶かして水性塗料として売ってますね。


posted by 大前伍長 at 21:05 | ハノイ | Comment(0) | TrackBack(0) | 水 and/or アルコール混合燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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