2016年07月19日

アセトン・ブタノール発酵

人間が生産できるものを発酵させてアルコールを作ると聞くとバイオエタノールが思いつくが、実はアセトン・ブタノール発酵というものもある。エタノール発酵はグルコースやショ糖といった簡単な糖類からしかできないが、アセトン・ブタノール発酵は結構複雑な糖類からも可能。

歴史は結構古くて第一次世界大戦中には火薬の原料となるアセトンを得るために発酵法によって製造されていた。大東亜戦争中日本軍は航空機燃料のオクタン価を上げるためのイソオクタンを作るための材料となるブタノールを作ろうとしていた。

アセトン・ブタノール発酵によって生ごみ、木材、下水処理場からでる活性汚泥などからエネルギーをとり出すとともに、汚染物質低減の効果が報告されている。詳しくはこれ(PDF)。

ガソリンに混ぜて使うならエタノールよりもブタノールのほうが性質も近くていい。



posted by 大前伍長 at 22:20 | ハノイ | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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