2016年08月03日

ガソリン車へのエマルジョン燃料って意味あんまなかったかな

軽油、重油でエマルジョン燃料の研究が盛んなのは軽油と重油の沸点が水より高いため、これらに囲まれた中の水滴が先に沸騰して爆発することで燃料が微細化されて酸素との接触面積が増えることで燃焼効率が上がるのですが、ガソリンの場合多くの成分の沸点が水より低い。よって微爆発による効果は余り望めない。

ただし、水が蒸発するときに熱を吸収するので冷却効果はあるし、水滴が燃焼室に入って圧縮されるときに温度上昇によって蒸発することで大きく膨れるので圧縮率も上がるのかな。。これは圧縮の際のエネルギーのロスも増えるということになるかと思いますが。

完璧な油中水滴型エマルジョンが形成されていないと金属を腐食させますし、素人はやっちゃだめ。

あとわしのカブ(スーパードリーム110)のようなキャブレター車にも入れちゃダメ。キャブレターで水分の気化が少なくてガソリン部分が先に蒸発していく→減った分エマルジョン燃料が供給される→キャブレター内の水分が高くなっていく→燃焼ガス供給量が少なくなってきてだんだん希薄燃焼になってくる→アクセルを回すといきつきを起こし始める→止まる。
という事になります。キャブレターの底に溜まった燃料を捨ててみると高水分のどろっどろの白濁液が放出されます(それでも均質に乳化されていた)。すてればまたしばらく走りますがw
本当に良く微細化できたエマルジョンならいけるのかもしれない。
ということで結構優秀なエマルジョン燃料はできたので(一晩放置しても分離なし)、インジェクター車の方で試したいという方がおられましたらあげますwwwwww


次はアルコールとガソリンでエマルジョン作るかな。アルコールの腐食性を界面活性剤でカバーできる。しかもアルコールは沸点低いから微爆発もあるかも。界面活性剤もすすの残らないようなの探さないとな。
posted by 大前伍長 at 09:48 | ハノイ ☔ | Comment(3) | TrackBack(0) | 水 and/or アルコール混合燃料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。こんにちは。
エマルジョン燃料欲しいですwwwww

炎神力の霧化能力4倍との効能に興味を持って調べていたところこちらにたどり着きました。
エマルジョン燃料興味深いです、水メタ噴射システムは付けようと思って部材は揃えたのですがエマルジョンって言う手もあったのかと非常に参考になりました。
不躾ではありますが、製法など教えてもらえませんでしょうか、お願いいたします。

貴殿の様な個人で濃い内容のページを記述してくれる方は減少してるよう感じます、これからも貴重な情報を期待しております故、益々のご活躍を祈念いたします。
Posted by てんぺらめんと at 2020年01月26日 08:14
遅レスすみません、コメントありがとうございます。

エマルジョン燃料の製法ですが、とにかく水とガソリンの相性が悪すぎて、なかなか混ざりません。
HLB値を参考に水とガソリンのつなぎになりそうな界面活性剤、アルコールなどを検索しましたが、適切そうなものは個人での入手が困難で挫折しました。

アルコールならば、オクタノール、ブタノール、プロパノールあたりを混ぜればなんとかいけそうなきもしますが。なんせ手に入りません><
Posted by 大前伍長 at 2020年03月23日 22:27
ちなみに、一番うまく行ったのはひまし油、オリーブ油、カダンセーフあたりでした。
これを水、ガソリンととにかくめちゃくちゃ良くかき混ぜました。
Posted by 大前伍長 at 2020年03月23日 22:34
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