2017年09月09日

品質マネジメントシステム ISO 9001

ISO9001認証取得している企業数は、日本では減ってきているらしいが、それでもまだ多い。
品質マネジメントシステムという名前から、品質を良くするためのものだから、製造工程だけ要求事項に従っていれば品質が良くなる。と思っているところが多いと思う。なんで、教育とかリーダーシップとかそんなところまでやかましく指図されなあかんねんと。うちは中小企業だからそんなところまで手が回らないんだ!!といって、製造以外の部分は認証を取るために小細工をしているところがあるんじゃないかな。

けれども、中小企業こそ、他の部分にも手を入れていかないと行けないと思う。中小企業庁のHPなんかを見ていると、中小企業の人材育成体制が非常に悪いことがわかる。人が入ってもすぐやめる、まともに育ってくれない。
あと、ハローワークで求人を見て思うのが、安い給料しか出せないくせに、即戦力を求めているところが多いということ。

安い給料しか出せない会社は、人材を自分で育てることをしないといけない。
また、高い給料を払うところは、さらに人材の育成にもお金を出している。これでは、差が開く一方だ。

品質マネジメントシステムをちゃんと適用していればそういうことの最低限のことはできるようになるはずだ。

人数の少ない企業で品質マネジメントシステムをちゃんと適用するにあたって、問題となるのは、マネジメントを理解できる人間がいないということだろうな。

マネジメント(経営管理)と言っても範囲がえらく広い。その要点をつまみ出してくっつけ合わせたのがISO 9001だ。ちゃんと理解して回そうと思うと、経営管理全般について書かれた本(ドラッカーのマネジメントあたり)、ナレッジマネジメント(知識管理)、科学的管理法、意思決定、組織論、マーケティングあたりの入門書は一通り理解できていないといけない感じがする。

あと、英語原文から日本工業規格会が日本語に翻訳する際にニュアンスが変わっている部分があるから、そこだまされないようにしないといけない。読んでいて違和感があったら、英語版の意味から用語を解説してくれているところがあるのでそこを読むべき。それこそ、原版では要求されていない過剰な、中小企業には難しい要求をされることになる。




posted by 大前伍長 at 21:45 | ハノイ ☁ | Comment(0) | 考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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