2016年02月14日

第一回 大前文明賞 金属(銅)の発見

本賞は人類の文明発達に大いに寄与せるとわしが独断で認めたる発明、発見に対して勝手に賞を贈るものである。拠って何の賞与も無く、あるのかないのかわからない名誉が与えられるのみである。

さて、記念すべき初回は金属(特に銅)を発見、精錬、利用した人に対して贈るものである。
金属というものは人類の文明発達にとって必要不可欠のものであり、仮に今日の文明から金属が突如として消失したとするならば、人々は生きていくことすら困難な事態と相成るであろう。
しかし、金属というものは鉱石中に存在し、純粋なる金属としてこの世に在ったものはおそらく無かったであろう。にもかかわらず、紀元前5000年頃のメソポタミアの人々はなぜか銅を使い始めた(純銅ではなく、他元素も混ざってはいるが)。
隕鉄という鉄とニッケルから成る合金は隕石として地球上に降り注いだ。これはまあ金属と言える代物ではないかと思われるが、最初に利用されたのはこの鉄ではなく銅なのである。
鉄は銅の利用から3500年ほど遅れて利用され始めている。
鉱石から銅のかけらを取り出し(鉱石中にこのような性質のものが混ざっているとわかったのか)、それを高温で溶かして成型する。誠に不可思議な事をやってのけた先人がいるのである。

拠ってここに賞を授けるものである。
posted by 大前伍長 at 19:10 | ハノイ 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 文明賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする