2010年11月30日

長期の緑茶摂取が海馬の老化を予防する

12月齢のラットに緑茶を与えて19月齢の海馬の比較を行ったところ、緑茶を投与したラットの脳ではリポフスチンの体積が少なく、タンパク質、脂質の酸化も抑制されていた。
記憶力も緑茶投与ラットの方が投与されていないものより優れていた。

おそらく緑茶の抗酸化作用によるものだろう

Chronic green tea consumption prevents age-related changes in rat hippocampal formationMarco Assuncao et al
Neurobiology of Aging
タグ:緑茶
posted by 大前伍長 at 13:27 | 茨城 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月29日

アラキドン酸でコミュニケーション障害改善



脳の発達障害がアラキドン酸で改善されるということは、神経細胞の発達が促進されるということで、これはスマドラーとしては見逃せないですね!
肉、卵黄、魚、母乳に入っているらしいので、せっせこ食べましょう。C20の不飽和脂肪酸だって。魚油に入ってるかなあ
posted by 大前伍長 at 22:13 | 茨城 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月24日

アセチル-L-カルニチン

アセチル-L-カルニチン(以下ALC)にはアセチル基とカルニチンという二つの部分がある。そのどちらにも神経生物的機能がある。カルニチンは脂肪のβ酸化に重要でアセチル基はアセチルCoAレベルを維持するのに利用される。
他にこれまで報告されたALCの機能として、
1.脳エネルギーとリン脂質代謝の調節
2.細胞高分子(神経栄養分子と神経ホルモンを含む)の調節
3.神経細胞の形態の調節
4.神経伝達物質の伝達の調節


潜在的な機能として
1.アミノ酸やタンパク質、ペプチドのN末端の-NH2、-OH基のアセチル化による構造変化、機能変化、代謝調節
2.シャペロンとして高分子の機能、構造、動きの調節

ALCは二重盲検試験で大うつ病とアルツハイマーによい影響があると報告されている。

原文
Acetyl-L-carnitine physical-chemical, metabolic, and therapeutic properties : relevance for its mode of action in Alzheimer's disease and geriatric depression
PETTEGREW J. W. (1) ; LEVINE J. (1 2) ; MCCLURE R. J.



posted by 大前伍長 at 17:08 | 茨城 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

慢性期失語症へのピラセタム投与

大山 秀樹: 慢性期失語症に対するピラセタムの投与経験 . 高次脳研, 25: 297-305, 2005

スマートドラッグの王道と言えばピラセタム。日本では抗てんかん薬として承認されていますが、そのピラセタムの本来の使い方の症例報告ですね。
6例の報告で、3grから15grの投与。1grはおよそ64.8mgなので、だいたい250mg〜800mg/日の投与でどの症例でも症状の改善がみられています。
一例、性欲が出てきたという理由で服薬を中止した患者さん、なんかかわいそうなんですが><
この患者さんは中止後症状が再び悪化しています。

250mg〜800mg/日の投与でこれだけ効果が出るってすごいですね。

わしもピラセタムかその類似薬を飲み続けてますが、性欲は出ないな。。。
posted by 大前伍長 at 14:05 | 茨城 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

海馬采脳弓を切除した老齢ラットへのアセチル-L-カルニチン投与が中枢神経系におけるコリンアセチル基転

海馬采脳弓切断手術は、主に老化によって起こる、海馬と脳中隔におけるコリン作動性神経の障害モデルとして有用である。これは主に神経成長因子のレベル低下が原因で起こる。
このラットにアセチル-L-カルニチンを毎日150 mg/kg投与した結果、投与していないラットに比べて、脳中隔と前頭皮質のコリンアセチル基転移酵素活性と中枢神経系の神経成長因子レベルが増加した。海馬采脳弓切断手術をしていないラットでは前頭皮質のコリンアセチル基転移酵素活性のみが増加した。

これらの結果から、アセチル-L-カルニチンは、特に老化によってダメージをうけた中枢コリン作動性神経系への神経栄養素的性質を持つことが示唆された。

原文
Acetyl-l-carnitine treatment increases choline acetyltransferase activity and NGF levels in the CNS of adult rats following total fimbria-fornix transection
Brain Research
Volume 633, Issues 1-2, 7 January 1994, Pages 77-82
posted by 大前伍長 at 11:45 | 茨城 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 健脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする