2018年01月01日

プロセスアプローチとはなんぞや

品質管理でプロセスアプローチという言葉が出てくるが、これがどういうことを言いたいのかがよくわからない。元々東洋的な考え方ではプロセスアプローチというものは当然のことであって、個々のプロセスにのみ固執してそこを改善していくという西洋的な人向けの説明だから日本人としてはわかりにくい。

生物学的にも、プロセスアプローチという考え方は普通のことで、例えば汚れた川の水を綺麗にしようということを目標にしたとする。
川の水をきれいにするために、関連するプロセスを特定する。
・排水発生源
・排水処理
・植物や微生物による浄化作用
・植物や微生物が生息しやすい川の状態
などが思い浮かぶ。
これらの中から効果の高いところを明らかにして、そこから取り組む。もしくは同時進行する。

もし、排水が川を汚すんだから、排水処理だけを完璧に擦ればよいという考えの基に、過剰な投資をしてものすごい処理施設を作ったとしても、排水が流れ込む地点より上流の水質より綺麗になることはない。

川がコンクリート張りで生物学育ちにくい環境ならば、砂利を敷けば微生物が繁殖できる表面積を増やせるし、植物も根を張ることが出来るようになる。それと排水浄化を組合せれば効果がより出るだろう。


車やバイクの改造も同じで、一カ所だけを改造しても効果が出にくい。一カ所メインとなる部分(もっとも効果がでやすい部分)を改造したら、それに併せてほかの部分もいじってやることでより効果を発揮する。

要するに、全体的な最大効果を発揮するために、各部分(プロセス)をどう調整してやるのがよいのか考えようというのがプロセスアプローチだ。たぶん。
posted by 大前伍長 at 12:44 | ハノイ | Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月01日

黒ワニスをダンボールに塗り込む

黒ワニスとは、アスファルトと何がしらかのものが混ざったもので、今でも車の下面保護のために使われている。
アスファルトと聞いて思い浮かべるのは舗装道路だったが、調べるとアスファルトは舗装道路の黒色のつなぎの部分で、石は石。石をアスファルトで繋いだのが黒い舗装道路だ。

アスファルトというのは、石油中の最も重い部分で、ドロっとしている。最初に使われた接着剤ともいわれている。

昔はアスファルトでエナメル線を作っていたんだ。オーディオマニアの世界で有名なブラックエナメルというのがこれだと思う。今でもコイル用のアスファルトワニスが売られていますがね。あくまでもコイル用で、エナメル線の様に動く線には使えない。特殊な配合が必要。

アスファルトは熱で軟化するし、溶剤には弱い。舗装道路の上でオイルやガソリンやらをこぼすとそこだけ禿げてくる。でも冷えると固まるし、石油の残渣みたいなものだから安いしで使われてるのかな。コンクリートよりもザラザラ感が少ないしね。柔軟性もあるから割れにくい。

というアスファルトをダンボールに染み込ませて丈夫なダンボールを作る作業をして、工場の床に敷いた。普通のダンボールより長持ちするかなー。
posted by 大前伍長 at 22:56 | ハノイ ☁ | Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月13日

シリコン絶縁線を可動信号線に使うとノイズが乗るんじゃないかな

両極シリコン絶縁されたコードを両端切って断面むき出しのまま、どこにも当たらないようにくねくねさせてからその断面を指で触ってみてください。長さにもよると思いますが、バチっとくると思います。シリコンは形が変わると発電します(圧電効果)。これが両極の電線に蓄積していきます。要は、コード自体がコンデンサになってしまうのです。バチっとくるほどの電圧が、コードの変形によって発生するのです。

例えば、数V単位かそれ以下の電圧を信号として扱う可動ケーブルにシリコン線を使うと、動きに合わせてノイズが乗ることになります。内緒だよ。

圧力センサーとして使われるくらいですから
http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/35/28/

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posted by 大前伍長 at 19:17 | ハノイ 🌁 | Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月12日

非接触で動力を伝達するマグネットカップリング、マグネットギア

磁石が引きつけ合う力を利用して、非接触の動力伝達を可能にするのがマグネットカップリング、マグネットギアです。


何に使うのかというと、上の動画でもあるように、水をかき回したいときに、モーターからの軸を防水層を貫通させずに水中のペラを回すことができるということです。防水上大変有効です。潜水艦なんかにも使えます。
うまいこと磁力を調整すれば、負荷がかかりすぎたときに空転する(すべる)ことで、機械の故障などを防ぐこともできます。
という仕組みは気づいて実験したりしてたんだけど、

これ、三式戦闘機のwikipediaにマグネットギアの不調という言葉が出てきて、名前を知りました。くっそう、戦前からあったのかよ。と思いましたが、今はネオジム磁石があるのでもっと強力な物が作れますね。

posted by 大前伍長 at 21:32 | ハノイ | Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

接着剤や塗料を改質する充填剤(フィラー)

接着剤にはいろいろある。でんぷんのり、木工用ボンド、にかわ、合成ゴム系接着剤などなど。
これらの接着剤の成分をみると充填剤というものが入っていることがある。

これは接着剤の性質を変えたりするために入れられるもので、目的によって入れるものが変わってくる。
木工用ボンドのように少しでも温まるとすぐネチャついてくるような接着剤が、他のものとくっついてしまわないように滑り安さを与えたり、熱で軟化しにくくしたりすることが出来る。手軽なものだと、タルク。これはベビーパウダーだが、それを混ぜてやれば良い。混ぜる量は、わからん^^いろいろ試してみてください。

強度をもたせたいならファイバー系を混ぜる。セルロースファイバーなるものが最近有名ですが、あれをまぜたらいいんじゃないかなー。(てきとう
グラスファイバーとか、セラミックファイバーだと手に入るよね。

耐摩耗性、耐熱性を与えるならフッ素粉末。ドライルブとしてスプレー形式のものが出ているのでこれを混ぜれば良い。

たぶんなんでもあまり混ぜると接着剤じゃなくなってしまうと思うよ。



エポキシ樹脂に鉄粉混ぜたらめっちゃ強力になったんやけど!!!っていう商品はこれ
posted by 大前伍長 at 19:11 | ハノイ ☔ | Comment(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする